ロスコ1200のDMX機能について
7月より発売開始いたしました、ロスコの新製品スモークマシンの1200ですが、
「性能が良い」「気に入った」というご好評をたくさんいただいており、
また価格面でも従来品よりも安価であることから多数のお引き合いをいただいております。
今回は、この価格でありながらも搭載している、DMXインターフェイスについて
詳しくご紹介させていただきます。
ロスコ・スモークマシン1200 背面の操作パネルは、以下のようになっております。
・まず、写真左下部の 「DMX INPUT」 にDMXケーブルを差し込んでください。
DMX信号を正常に受信している場合は、パネル上にある緑色LEDランプが点灯します。
・他のDMX機器にDMX信号をパススルーすることも可能です。
その場合は、写真左上部の 「DMX OUTPUT」にDMXケーブルを差し込み、他の機器へと連結してください。
・DMXアドレスの設定は、DMX INPUTのすぐ上にある、赤色のDIPスイッチで行います。
9連スライドのDIPスイッチになっています。精密ドライバーなど先の細い物を使って動かします。
ロスコ1200が使用するDMXチャンネルは1チャンネルです。
■DMXアドレスの設定方法
パネル上にも記載されている通り、二進法で設定します。
DIPスイッチ番号 |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
アドレス |
1 |
2 |
4 |
8 |
16 |
32 |
64 |
128 |
256 |
例)DIPスイッチの[3]をONにすると、DMXアドレスは「4」。
例)DIPスイッチの[8]をONにすると、DMXアドレスは「128」。
例)DIPスイッチの[1]と[5]をONにすると、DMXアドレスは「17」。
このように、足し算をして設定したいDMXアドレスと同じ数にします。
(大きい数字から足し算をはじめるのがコツです)
例)DMXアドレスが「19」の場合・・・DIPスイッチの[5]と[2]と[1]をONにする
例)DMXアドレスが「217」の場合・・・DIPスイッチの[8]と[7]と[5]と[4]と[1]をONにする
☆最近ではDMXアドレスをDIPスイッチ用に自動計算するスマートフォン用アプリもあります。
アプリを使用すると、足し算で悩むこともなく、簡単に設定できます。
以上、DMXインターフェイスでの設定方法についてのご案内でした。
■定価のご案内
ロスコのスモークマシンでは、今回ご案内した1200の他に、デルタ3000もDMXインターフェイスを
標準装備しております。
モデル1700では、別売オプション品のDMXコントローラが必要になります。
(アルファ900V2は、DMXでの制御は出来ません)
それぞれの定価は以下の通りです。
モデル名 |
定価 |
ロスコ 1200 |
¥98,000 |
モデル 1700 |
¥206,500(本体\159,000 + DMXコントローラ \47,500 の合計金額) |
デルタ 3000 |
¥310,000 |
ロスコ1200は、実際にご覧いただいたお客様から非常に好評な意見をいただいております。
是非ともまず一度、実機を見ていただきたい!というのが私どもからのお願いです。
ご連絡をいただけましたら、デモ機を持ってお伺いいたします。
古い機種からのお買換えもご相談ください。お問い合わせお待ちしております。
舞台照明事業部
TEL:03-3553-5722 FAX:03-3553-5772