スモークマシンの日常的なメンテナンスについて
スモークマシンの日常的なメンテナンス方法についてご説明します。

スモークマシンの不具合として圧倒的に多いのが、ノズル及びヒートエクスチェンジャー(気化器)のつまりによる
「煙の出が悪い」「煙が出ない」といった症状です。
スモークマシンは構造上どうしても目づまりを起こしやすく、完全につまりを防ぐのは難しいのが実状です。
しかしながら、日常のメンテナンスを行っていただくことで本来の性能を維持し、より長くお使いいただくことが可能となります。

作業手順は下記の通りです。
【スモークマシンのメンテナンス方法】
[1] スモークマシンの使用が終わったら液ボトルからチューブを抜き取る
[2] チューブを持ち上げた状態で発煙
[3] チューブと気化器内部にスモーク液を残さないよう、煙がほぼ出なくなるまで運転
※ご注意:
一時期、蒸留水での洗浄を推奨しておりましたが、現行機種(アルファ900V2、モデル1700、
デルタ3000)においては推奨しておりません。蒸留水での洗浄はお止めください。

以上で作業は完了です。
◆メンテナンスのポイント◆
  • 本体内部にスモーク液を残さない。
  • 長期間使用せず保管しておく場合、定期的に電源を入れ発煙動作を行なう。
  • 液チューブフィルターを装着して使用する。
    (フィルターが外れたり破損していると、不純物を吸い込みポンプ等に悪影響を及ぼすことがある)
上記を参考にスモークマシンを取り扱っていただくと、より長く、快適にご使用いただけると思います。
また、弊社でもスモークマシンの修理およびオーバーホールを承っております。
現在修理可能な機種は以下の通りです。
<<修理可能機種>>
  • アルファ900V2
  • モデル1700
  • デルタ3000
  • ロスコ1600(販売終了)
  • ロスコ4500(販売終了)
※上記に記載の無い機種はすべて販売終了しており、修理不可となります。
(修理用部品の生産も終了しているためです。ご了承ください)
スモークマシンで何かお困りのことがありましたら、お気軽にお問合せください。
舞台照明事業部
TEL:03-3553-5722 FAX:03-3553-5772